| Q36 |
スポーツと肥満について教えてください。 |
| A36 |
日本人の人口の18%くらいは肥満領域にはいっているようです。ところであなたは、肥満でしょうか?
「身長(m)の2乗×22」の標準体重(kg)を20%以上上回っていたら肥満に該当します。
肥満は「体脂肪が過度に蓄積した状態」をいいますが、ウエストとヒップの比、W/Hの値で男性1.0以上、女性0.9以上をリンゴ型肥満としています。
一部のスポーツを除いて、肥満は競技スポーツの大敵ですし、生涯スポーツの見地から見ても、糖尿病、高血圧、高脂血症など諸悪の根源です。
肥満に対して体重計だけに注目しがちですが、体重が正常なのに体脂肪率が高い「隠れ肥満」もあります。(本宿 尚) |
| Q37 |
スポーツと腰痛について教えてください。 |
| A37 |
腰痛はほとんどの人が人生に一度は経験するといわれています。直立二足歩行運動動物の宿命かも知れません。
人間の身体を支えている脊椎は、7個の頚椎、12個の胸椎、5個の腰椎からできています。椎骨と椎骨の問には椎間板という軟骨があって、クッションの役目をしています。老化したり、過度の運動などにより、椎間板の幅が狭くなり、そこから神経が圧迫されることにより、腰痛が生じてきます。
腰痛を防ぐには、正しい姿勢を保つことが大切です。お尻の筋肉、腹筋、背筋が弱いと腰痛が発生しやすくなります。
スポーツをする人は、筋肉が脊椎を支えていることを忘れないようにすることが大切です。腰をいたわってください。
腰痛は症状名であって、病名ではありません。腰痛がなかなか治らないときは、整形外科の専門医にご相談ください。(本宿 尚) |
| Q38 |
ドーピングとはなんですか? |
| A38 |
ドーピングとは、競技能力を高めるために薬物などを使用することで、ルールで禁止されています。実際には禁止リストに表示された薬物などを使用することがドーピングに当たり、尿検査で禁止薬物が検出されると処罰されます。ドーピングの意図がなく、治療目的で禁止薬物を使用しても処罰されます。
ドーピングが禁止される理由は、
@選手の健康を毒する。
Aスポーツのフェアープレーの精神に反する。
B社会に悪影響を与える。などによります。(関根正男) |
| Q39 |
事前に申告すべき治療薬について教えてください。 |
| A39 |
喘息吸入薬を使用する場合には、書面による医師の事前申告方必要です。痛み止めとして、局所麻酔剤、副腎皮質ホルモンを使用する場合も事前申告が必要です。(関根正男) |
| Q40 |
市販の薬に含まれている禁止物質を教えてください。 |
| A40 |
市販の総合感冒薬や鼻炎用内服薬のほとんどには、エフェドリン、フェーニールプロパノール等の禁止物質が含まれています。
葛根湯などの一部の漢方薬には、麻黄を含むものがあり麻黄には、禁止物質のエフェドリンが含まれています。
強精剤の一部には、禁止物質のメチルテストステロン{蛋白同化剤)が、含まれています。
カフェインは、尿中濃度12μg/ml以上が陽性とされます。カフェインは、コーヒー、お茶、市販の滋養強壮ドリンクなどに含まれています。通常の使用量で陽性となることはありませんが、二度に大量に服用したり、重複すると陽性となることもあります。(関根正男) |
| Q41 |
ドーピング検査はどのようにして行われますか? |
| A41 |
検査対象者は競技終了後に担当者から通告されます。通告されたら60分以内に検査ルームに出頭します。遅れると検査を拒否したとみなされるので注意が必要です。
@採尿容器を選び、同性の係員立ち会いのもとで採尿します。
A尿を検体容器に分注し、封をします。過去3日以内に使用した薬品を申告します。
B検査用紙に記載内容、手続きに問題がなかったかを確認して署名します。
C検査用紙控えを受け取り保管しておきます。
<ドーピング検査の結果>
@エフェドリン、フェニルプロパノールアミン、プソイドエフェドリン、カフェイン、ストリキニーネおよび関連物質による陽性の場合(感冒薬などに含まれるものを誤って服用した場合、初回0〜3ヵ月、2回目2年間の資格停止、3回目永久追放。
Aその他初回2年間の資格停止。2回目は永久追放。(関根正男)
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| Q42 |
ドーピング禁止物質を含まない薬品について教えてください。 |
| A42 |
ドーピング禁止物質を含まない薬品、あるいは定められた使用方法の範囲で使用可能な薬品の例。
@痛み・発熱・炎症(一般的には禁止物質配合が多い。)
インダシン インテバン ボルタレン ブルフェン クラライットA フェリア アスピリン バファリン チュアノン ロキソニン ポンタール
アセトアミノフェン カロナール アンヒバ坐薬 セレナーデ
A中枢性筋弛緩剤
ミオナール アテネス
B胆れ・むくみ
ダーゼン キモタブ エスベリベン
C総合感冒薬(総合感冒薬のほとんどに禁止物質が含まれている。)症状に合わせて禁止物質を含まない薬を組み合わせ使用する。
Dたん・せき
ビソルボン アストミン フスタゾール 新ルビカップ メジコン スカイナーせきたん用 リン酸コデイン(注意!100倍散以外は麻薬)
E抗アレルギー薬<抗ヒスタミン>(一般的には、禁止物質配合が多い)
ポララミン ネオレスタミン アレルキール錠 ニポラジン ゼスラン リリース錠 アレジオンアレギザール
F胃炎・胃潰議
アルサルミン ケルナック マーロックス マーロックスプラスチュアブル タガメット パンシロンH2ベスト センロックエース ザンタック
三共Z胃腸薬 大正エスブロックZ ガスター ガスター10 オメプラール
G腹痛
ブスコパン ストマオフ糖衣錠 ブチスコ
H健胃・総合胃腸薬
S・M つくしA・M 中外胃腸薬 サクロンS錠 ワグナガ胃腸薬U エビオス末
パンシロントリム<三層錠>・<穎粒>
I吐き気・乗り物酔い(一般薬には禁止物質・カフェインを含むものが多い)
ドラマミン ドライプソフトA ナウゼリン ノバミン プリンペラン センパアS スヨロミン
J下痢・消化不良
□ペミン イノック下痢止め タンナルビン ビオフェルミンR 強ミヤリサン わかもと整腸薬
K消化不良・消化酵素配合薬
ベルテーム ポリトーゼ 新夕カヂア錠 ハイウルソ錠
L便秘
プルセニド アローゼン エバースルー テレミン・ソフト(坐薬) 新レシカルボン(坐薬) グリセリン浣腸液 イチジク混腸
M催眠鎮薬
ネルボン ベンサリン ハルシオン セルシン ホリジン
N痔疾用剤
多くの坐剤、軟膏は局所麻酔薬と副腎皮質ステロイドを含む
局所麻酔薬は医学的理由のある場合に使用できるが、申告が必要。
ロートエキス・タンニン坐薬
[内服痔核治療剤]
モトク□ン サーカネッテン 内服ボラギノールEP
O耳口用薬(禁止物質を含むものが多い)
アルガード鼻炎スプレー
P眼用薬
[感染症]
タリビット点眼 テラマイシン眼軟膏 抗菌アイリス □一卜抗菌目薬G
[ビタミン類・つかれ目]
フラビタン点眼液 サンコバ点眼液 サンテ40ハイ
[人工涙液・ドライアイ用薬]
マイティア ソフトサンティア アスパラ目薬ソフト スマイルコンタクト
[洗眼薬]
アイボン 洗眼アイリス フレッシュアイAG
[抗アレルギー剤・花粉症]
サジテンリザベン点眼液 アレギサール点眼薬
Qうがい・口腔用薬
イソジン・ガーグル 浅田飴のどスプレー アズソール・ガーグル SPトローチ
ヴイックスメディケイテッドド□ツブC・L・0・R
エスエスブロントローチ<クール> スカイナートローチ
R抗菌剤・抗生物質・抗ウィルス剤
ビクシリンS サワシリン ケフラール L一ケフレックス オラセフ バナン ミノマイシン
ジョサマイシン クラビット バクタ ゾビラックスシンメドレル
S経口避妊薬(既往症により、また喫煙により、危険が生じることがある。)
トリキュラー21 トリキュラー28 トライデオール21 トライデオール28 リビアン21
リビアン28 アンジュ21 アンジュ28
Sビタミン・代謝改善薬
●ビタミン薬;各種ビタミンは禁止されていない。
医薬品以外は不明なこともあり使用しないのが賢明。
医薬品には内容が明記されている。
●滋養強壮保健薬;医薬品ではない市販品でカフェイン、アルコールをはじめ、禁止物質を含むものあり。
特に、漢方を含むものでは、組成が不明なこともあるので、使用をしない方が安全。
S鉄剤(鉄欠乏性貧血)
フェロミア フェロ・グラデュメット テックールS スローフィー エミネトン ヘマニック
アンチ・ドーピング使用可能楽リスト,(JOCアンチ・ドーピング委員会:日本体育協会アンチ・ドーピング対策班より)(関根正男)
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