令和３年11月17日（水曜日）に、東京2020オリンピック競技大会のレスリング種目（フリースタイル女子76キロ級）に出場し5位入賞を果たされた皆川博恵選手（クリナップ所属、福島県レスリング協会）とクリナップレスリング部監督である今村浩之 氏が表敬訪問のため来局されました。
　皆川選手は、全日本選抜選手権での8回の優勝をはじめ、アジア選手権・世界選手権・ワールドカップ等の国際大会での入賞など、これまで数々の実績を残されてきました。しかし、2016年のリオデジャネイロオリンピックでは、ケガにより代表選考会となる世界選手権の辞退を余技なくされ、東京2020オリンピック競技大会への出場もケガの影響が不安視されましたが、開催1年延期を受けて手術を決断し、苦しいリハビリを経て東京オリンピック出場権を獲得されました。
　皆川選手のお話では、「大会は、自分の思うような結果ではなかったが、コロナ禍で開催に批判もあった中で応援してくださった県民の皆様の存在はとても心強かった」といったお言葉をいただきました。
　これまで幾多の困難を乗り越えて厳しい練習を積み重ねてこられた皆川選手の御努力と、指導に当たられた今村監督の御尽力に深く敬意を表します。今回の皆川選手の御活躍には多くの感動と勇気をいただきました。これからも福島プライドを胸にぜひ頑張っていただければと思います。