平成30年度フォローアップセミナー

中学校運動部活動に対する総合型地域スポーツクラブへの期待

日時:平成30年12月6日(木) 13時50分から16時30分
場所:アクティブシニアセンターアオウゼ(福島市)
受講者数:40名
 コーディネーター 澁谷 茂樹氏(笹川スポーツ財団主席研究員)
 パネリスト    新方 浩二氏(福島県教育庁健康教育課指導主事)
          青柳 茂宏氏(福島市教育委員会保健体育課指導主事)
          蓮沼 哲哉氏(福島大学 人間発達文化学類 講師)
          佐藤 靖弘氏(福島県総合型スポーツクラブ連絡協議会理事長)
          半澤由美子 (ふくしま広域スポーツセンタークラブアドバイザー)

セミナーの概要

 平成30年度総合型地域スポーツクラブフォローアップセミナーを福島市のアクティブシニアセンターアオウゼで開催しました。県内各地から、総合型スポーツクラブに携わっておられる方、教育関係者、市町村のスポーツ行政担当者など40名の参加がありました、
 今回のセミナーのテーマは『中学校運動部活動に対する総合型地域スポーツクラブへの期待』で、パネルディスカッションを活用しました。
 コーディネーターの澁谷氏に問題提起をしていただき、地域スポーツにそれぞれの立場で関わる5名のパネリストが現状や具体策に関する発表をしました。
 澁谷氏 問題提起、国の動き(学校運動部活動の改革の流れ)
 新方氏 福島県の中学校運動部活動に関する施策 実施状況と今後の取組
 青柳氏 県の施策を受けての福島市での工夫や努力 実施状況と今後の取組
 佐藤氏 福島県内の総合型地域スポーツクラブの現状と課題、今後の取組
 半澤CA 先進的に取り組んでいる総合型クラブの様子の紹介、取組のポイント
 蓮沼氏 「新たな地域スポーツ体制」づくりの提案(トライアスロンの選手育成システムを例にして)
 ディスカッションでは、コーディネーターとパネリストの意見だけでなく、フロアーとして参加している受講者の方々にも質問や意見を出していただき、会場全体で議論を深めていきました。外部人材の活用がうまく進んで来なかった背景、学校と地域の指導者のマッチング、部活動は教育活動であり技術指導が最優先でないこと、今回の改革は生徒、教師双方のためであること、スポーツに限らず地域で子供たちをどう育てていくのか、現場の声を国まで届ける必要性など、活発な意見交換の場となりました。
  実施後のアンケートには「今後の総合型クラブの存在や運営など考えさせられた」「様々な立場の方の話が聞けてよかった」「どうスタートが切れるかが一番難しいかもしれない」「とても重要な課題のためもっと多くの関係者にも広めてほしい」「関係する方々での話し合いや協議を継続していただきたい」等の意見が出され、福島県の総合型地域スポーツクラブの「中学校運動部活動との連携の可能性」について、さらに「中学校運動部活動に対する総合型地域スポーツクラブへの期待」に応えられる地域スポーツ体制づくりについて、深く幅広く考えることができたようです。

講師の皆様

発表の様子

発表の様子

パネルディスカッションの様子

受講者の様子

受講者からの意見・質問

 

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