エリアネットワーク事業研修会②【相馬地区】

『総合型の現実』

日時:平成30年12月12日(水) 14:00~16:00  
場所:南相馬元気モール
出席者数:20名
講師:伊端 隆康 氏(SC全国ネットワーク幹事長)

研修の概要

 相馬地区エリアネットワーク事業研修会が、20名のクラブ関係者の出席のもと、南相馬元気モールで開催されました。総合型クラブの現状をきちんと見極めながら、クラブ運営を考えていきたいとの基点クラブの要望から、「総合型の現実」という演題で研修会を開催しました。講師には、SC全国ネットワーク幹事長の伊端隆康氏をお招きしました。
 講義では、SC全国ネットワーク、第2期スポーツ基本計画の概要、総合型クラブの現状、指定管理者制度、登録・認証制度、中間支援組織、学校運動部活動、行政との連携と多岐にわたって話していただきました。「地域で頑張っているクラブは認知度が高い」「身の丈に合った活動が大切」「給与の保障があればいい人材が集まる」「登録・認証制度が成立しても現在のクラブに大きな変化はない」「学校運動部活動への総合型クラブの関わりには、行政がその仕組みをつくる、支えることが大切」「運営がうまく行っているクラブは行政との関係性が良好」など、総合型クラブの現状の全国的な傾向を丁寧かつ分かりやすく解説していただきました。質問では、指定管理者制度について集中しましたが、伊端氏がクラブマネジャーを務める、るもいスポーツクラブ「このゆびとまれ」の実例を元に、一つ一つ回答いただきました。
 指定管理施設の館長、クラブマネジャー、北海道ネット会長、SC全国ネットワーク幹事長のそれぞれの立場から、また新聞記者としての経験などから、広い見地で「総合型の現実」を分析されていました。今後の総合型クラブの在り方を考える上で、有意義な研修会となりました。

講師の伊端隆康氏

研修会の様子

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