エリアネットワーク事業研修会②【県南地区】

『高齢者向け教室の充実に向けた指導法について』

日時:平成30年12月19日(水) 18:30~20:30  
場所:白河市表郷公民館
出席者数:16名
講師:玉木眞一氏
  (NPO法人ワーカーズコープ 那須塩原地域福祉事業所 健康運動指導士)

研修の概要

 県南地区第2回目の研修会が16名のクラブ関係者の出席のもと、白河市表郷公民館で開催されました。今回の研修会は、「高齢者向け教室の充実に向けた指導法について」というテーマで、NPO法人ワーカーズコープ那須塩原地域福祉事業所で健康運動指導士として活躍されている玉木眞一氏を講師としてお招きし、講義・実技を行いました。
 講義では、高齢者の特徴、運動での注意について話していただきました。「運動は健康づくりに大きな効果がある反面、無理をすると重大事態に至る危険性もあることを理解すること」「運動禁忌や医師の判断の必要性もあること」「薬には運動に影響を与えるものもあるので注意が必要であること」「高齢者側に立って、精神的な支えも忘れないこと」など、指導者として注意する点を具体的な例を踏まえて説明していただきました。
 実技では、ホールドリラックスのやり方について学びました。ホールドリラックスとは、最大に収縮させた筋の、弛緩作用を利用してストレッチングする方法で、高齢者でも比較的楽に柔軟性の向上が期待できるとのことでした。7つの部位別のホールドリラックスを実際にやってみると、筋の伸びを実感することができました。手軽にイスに座りながら簡単にできることもあり、受講者もきちんと理解を深めているようでした。その他、深呼吸の方法、正しいスクワットの仕方なども実技を通して説明いただきました。
 高齢者向けの教室を行う上で、大変実践的な研修会になりました。注意点を踏まえて、各クラブの日々の教室運営に役立てていただきたいと思います。

講師の玉木眞一氏

研修会の様子

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