『ライフキネティックの理論と実際』
日 時 平成31年2月13日(水) 13:30~15:30
場 所 會津稽古堂 研修室
受講者数 20名
講 師 大内 克泰 氏(一般社団法人 希望のくじら 代表理事)
研修の概要
会津地区第2回目の研修会を、會津稽古堂で開催し、20名のクラブ関係者が出席しました。今回の研修会は、「ライフキネティックの理論と実際」について、県北地区を中心に全県の子供たちに運動指導をしている一般社団法人希望のくじら代表理事の大内克泰氏を講師にお招きし講義を行いました。
最初に、最新のシナプスモデルを提示していただき、体の動きと神経細胞との密接な関係について説明していただきました。次に、ライフキネティックについて、他のエクササイズと比較しながら概念やその内容について教えていただきました。さらに、その効果について、実際に指導している子供から高齢者までの実践結果を元に示していただきました。データ的に見ても、学力や競技力が向上しているだけでなく、仕事の効率や認知症予防にも効果が期待できるもので、参加者は熱心に耳を傾けていました。
最後に、お手玉やGボールを使ったエクササイズを参加者全員で体験しました。誰でもできる簡単な動きを通じて脳に刺激を与えるものなので、年齢や競技種目を問わずに行えるものでした。また、アイスブレイクや補助運動、主運動等場面を選ばずにできるエクササイズなので、総合型クラブでもすぐに取り入れられる内容でした。
エクササイズ中は、常に笑い声が響いていて、参加者はとても満足した表情で研修会に臨んでいました。しかも、神経細胞を使い頭が疲れたことが実感できるようなエクササイズの数々でした。
今回の研修を通して、ライフキネティックの理論や公認資格に関心を持った参加者が多かったようで、研修会後も大内氏に質問している姿も見られました。
研修会の様子

講師の大内克泰氏

研修会の様子