平成30年度各種団体連携事業第2回研修会

今年度の各種団体連携事業で行われた研修会の様子についてお伝えします。

地域包括支援センターとの連携による介護予防事業展開事例

○ 日 時  平成31228日(木) 14:0016:00
○ 会 場  二本松中央公民館
○ 講 師  金森 千穂 氏(フィットネスインストラクター)

研修会の概要

○ 参加者  23
○ テーマ  介護予防運動に活かすシナプソロジー
○ 概 要
 シナプソロジーとは、「2つのことを同時に行う」「左右で違う動きをする」といった普段慣れない動きで脳に適度な刺激を与え、活性化を図るものです。複数人で楽しく行うことで、感情や情動に関係した脳も活性化され、認知機能や運動機能の向上と共に、不安感の低下も期待できます。このプログラムは、昭和大学脳神経外科の藤本司名誉教授にアドバイスを頂きながら株式会社ルネサンスが独自で開発したものです。
 今回の研修では、認知機能を高めるためのメカニズムを教えていただいたり、シナプソロジーのプログラムを実際に体験したりしました。認知機能を高めるためには、楽しいと思うことを行ったり、人と関わったり、五感から刺激を受けたり、新しいことを行ったりと脳に刺激を与えることが必要とのことでした。プログラムは、基本動作に感覚器や認知機能に刺激を変化させ続ける(スパイスアップ)ものでした。基本動作は簡単な動きなので、子供から大人まで、1人から大人数まで対象者に応じた運動ができるところが特徴でした。
 会員が、多世代に渡っている総合型地域スポーツクラブに、十分取り入れることができるプログラムでした。また、総合型クラブが関わる介護予防の現場でも活用できるプログラムなので、今後もこのような研修会や講師派遣、さらには、地域包括支援センターとの連携例について県内の総合型クラブに紹介していきたいと思います。

研修会の様子

講師の金森氏

講師の金森氏

23名の参加者

23名の参加者

簡単な基本動作

簡単な基本動作

スパイスアップ

スパイスアップ

大人数での活動

大人数での活動

座位による運動

座位による運動

 

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