エリアネットワーク事業研修会【会津地区】

『自分のからだを知ろう~体組成測定~』

日時:令和22月8日(土曜日) 13時30分~15時00分
場所:会津若松市北会津農村環境改善センター 視聴覚室
受講者数:18名
講師:渡部 琢也 氏(会津大学短期大学部幼児教育科 講師)

研修の概要

会津地区の研修会を、北会津農村環境改善センター視聴覚室で開催し、18名のクラブ関係者が出席しました。今回の研修会は「自分のからだを知ろう~体組成測定~」をテーマに、会津大学短期大学部幼児教育科講師の渡部琢也氏を講師にお招きし実技研修会を行いました。

最初に計測器によって体組成の測定を行いました。体重計に乗る感覚で機械に乗ると、体脂肪率、基礎代謝、内脂肪レベル、皮下脂肪率、骨格筋率、BMI、体年齢が瞬時に計測され専用の用紙に印字されてきます。 

特に、基礎代謝値は今回の研修会でないとあまり計測されない数値なので、参加者は興味を持って自分の数値の意味について確認していました。基礎代謝とは体温維持や呼吸など、生命維持に必要なエネルギー消費のことで、24時間じっとしていても、この基礎代謝に相当するエネルギーを消費するそうです。1日の総エネルギー消費のうち67割を占めるのが基礎代謝であるため、基礎代謝が増えると太りにくい体になるそうです。

しかし、10代後半をピークに基礎代謝は年々減っていくそうで、若いときと同様の食生活を続けていると、いわゆる中年太りになってしまうということでした。参加者の多くは50歳を超えている方で、現実的な講師の話に、我が身を振り返り大きくうなずく姿が印象的でした。

次に受講者を賑わしたのがBMI「Body Mass Index(=体格指数)」の頭文字「BMI」をとったもので、体重と身長のバランスをチェックして肥満度を判定する国際的な基準となっているものです。

最後に、体組成測定は、からだづくりと前向きな気持ちを後押しするパートナーであり、からだの弱点を見つけたり、数値でネガティブになったりするものではないという話がありました。定期的に計測することによって自分自身の「見える化」を図り、健康のよきパートナーとなってほしいと御教示いただきました。

研修会の様子

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