令和2年度事業説明会を開催しました!

 令和2年7月14日(火)に「令和2年度公益財団法人福島県体育協会事業説明会」を開催しました。本年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により、福島県総合体育大会の中止や国民体育大会の延期等の変更に伴い、本協会でも競技力の強化に向けた事業の見直し等を余儀なくされました。しかし、「困難な今だからこそ、福島の誇りを胸に継続して県民やアスリートのために尽力しなければならない」との信念から、何とか例年に近い競技力強化に向けた事業を計画するに至り、本説明会を実施する運びとなりました。3密を避けるため午前・午後の2部に分け、ソーシャルディスタンス・除菌・消毒・マスク着用・換気など入念な新型コロナウイルス感染防止対策を講じながら安全・安心を第一に開催しました。

 冒頭のあいさつでは、片平俊夫副会長から各競技団体の方々へ「今まで生きてきたなかでこのような苦難は経験したことがない。オリンピックや国民体育大会をはじめ、中体連や高体連の全国大会も開催できなくなった中、選手や指導者の気持ちを慮ると言葉にならない。しかし、そんな状況でも代替大会の実施など、選手のためにできることをしようと御尽力される皆様に感謝したい」と述べられました。

            片平俊夫副会長

 尾形幸男スポーツ課長からは、「スポーツは人生を豊かにするかけがえのないツールのひとつ。我々はスポーツを通して困難に立ち向かう力や諦めない心を学んできた。困難に直面している今だからこそできることを考え、競技力向上のための継続した取り組みを行っていきたい。その取り組みが選手をはじめ県民の皆様への勇気や元気にもつながっていくことを信じ、共に頑張っていきたい。」との話がありました。

           尾形幸男スポーツ課長

 今年度の事業について、滝田事務局長をはじめ、各担当者より説明を行いました。滝田事務局長からは、スポーツ選手育成事業計画と新型コロナウイルス感染症の予防対策を踏まえた強化事業の実施について、鈴木事務局次長からはスポーツ選手育成事業の手続きと適正な会計処理の徹底について説明をしました。また、阿部生涯スポーツ係長からは「国体選手における薬とサプリメントについての意識調査」及び「指導者におけるアンチ・ドーピングについての意識調査」結果を踏まえた啓発活動について説明しました。

            滝田勝彦事務局長

       質問する競技団体事務担当者 

     距離をとりながらの個別分科会の様子      

       入念に消毒作業を行う職員

 

本年度のスポーツ選手育成事業の特徴をまとめると次の4つです。

・スポーツふくしまライジングプロジェクトの継続実施(一部変更あり)

・新型コロナウイルス感染症の予防対策を踏まえた強化合宿事業の実施

・アンチ・ドーピング研修の継続的な取組みの実施依頼

・安全・安心を第一にした強化対策費の効果的・効率的な運用(条件付)

 参加者からは、例年と異なる事業の在り方について質問や不安の声もありましたが、選手のために頑張ろうとする熱い想いを共有することができました。今年度は、今まで以上に本協会と各競技団体が連携を図りながら、「スポーツの未来のために」困難に負けず取り組んで参ります。

 

 

 

 

 

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