令和5年度アクティブチャイルドプログラム(JSPO-ACP)研修会
~子どもとの心と体を育む楽しい遊びとその指導法~
〇 主 催:公益財団法人日本スポーツ協会
〇 協 力:公益財団法人福島県スポーツ協会、福島県スポーツ少年団
〇 後 援:スポーツ庁
〇 期 日:令和6年2月24日(土)
〇 会 場:あづま総合体育館 研修室 サブアリーナ
〇 参加人数:43名
〈講 師〉 青野 博 氏(日本スポーツ協会 スポーツ科学研究室)・・・理論編/実技編/総合討論
佐藤 善人 氏(東京学芸大学 教育学部)・・・・・・・・・・・・・ 実技編/総合討論
【内容】
上記のとおり、令和5年度アクティブチャイルドプログラム(JSPO-ACP)研修会を開催しました。
本研修会は、子どもたちが‟楽しみながら”‟積極的に”体を動かすことを意図した運動・スポーツ指導ガイドラインとしてまとめた「アクティブチャイルドプログラム(JSPO-ACP)」について、その理念、可能性や指導現場での活用法を周知するとともに、子どもの指導に関するスキルアップを目的として開催されました。
前半の理論編は研修室で行われ、「子どもの身体活動・運動の意義」「子どもの指導法・技術」「子どもの指導に関する実践事例」について、スライドや実践動画を視聴しながら学びました。
後半の実技編はサブアリーナで行われ、参加者が実際に運動遊びを行うことを通して、運動遊びの展開例や指導のポイントを学びました。
参加者は、汗をかくほど夢中になって取り組み、笑顔あふれる充実した研修になりました。
最後の総合討論では、ドッジボールのルールについて、当たっていないと言い張りトラブルになるような時は指導者の立場としてどうすればよいか、という話題になりました。
講師の佐藤先生からは、当たっていないと言い張る子どもの「勝ちたい」「内野に残りたい」という気持ちを認め、当たったら外に出るのではなくチームで何回当たったかを競うなどルールの工夫や、普段から「勝敗を認めよう」という土壌を作っていくこと、自分たちで解決策を見つけられるまで待つことなど、指導上の留意点や大切にしたいことなど、具体的かつ分かりやすく説明していただき、理解を深めることができました。研修会の全体を通して、指導のポイントとは子どものいい所をいかに見つけて認めてあげられるか、ということを学ぶことができました。
☆★活動の様子☆★
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