特別企画 (一社)福島県総合型スポーツクラブ連絡協議会 佐藤靖弘理事長インタビュー

特別企画

(一社)福島県総合型スポーツクラブ連絡協議会 佐藤靖弘理事長インタビュー

今年度の役員改選で、引き続き、2018年度、2019年度も理事長靖弘理事長インタビュー写真1
として、県内の総合型地域スポーツクラブをリードする立場となりました。現在の心境はいかがでしょうか?
 県内で加盟しているクラブが60クラブ、また、加盟していないクラブが22クラブ、合わせて82クラブが総合型地域スポーツクラブとして 活動しており、会員が約2万人います。環境の変化に対応し、今出来ることやこれからしていかなければならないことを明らかにしながら、どう向き合って解決していくかということを忘れずに、取り組んでいきたいと考えています。

現在の福島県内の総合型クラブの課題は何だと考えていますか?
 どんな方針、方策も実現するためには「人」が大切になってきます。各地域で活躍する関係者のパフォーマンスを最大限に発揮できるよう互いに助け合う、また福島県の総合型クラブの将来を考え、一緒になって盛り上げていこうとする志と情熱を持った「仲間づくり」をしていくこと、そういった「人づくり」が課題と考えています。

福島県の総合型スポーツクラブの役割とはどのようなことになりますか?
 まずは、地域のニーズに対応し、いかに地域から必要とされるクラブ運営を継続してできるかが基本になるかと思います。震災後の県内を見渡すと、それぞれの地域の課題は本当に様々です。県内各地で地域の実情に合わせて、スポーツを核とした地域コミュニティの再生・交流づくりをすることを忘れてはならないと思います。

総合型クラブを取り巻く環境は大きく変わってきています。その中でも、最近中学校部活動への協力がクローズアップされていますが、総合型クラブでできることとはどんなことでしょうか?
 あくまでも学校指導の下に協力していくことが大切かと思います。部活動担当者や顧問が指導しやすい環境づくりに総合型クラブとして協力して行くこと、総合型クラブのクラブマネジャーや指導者が専門的な知識や技術の指導を補助していくことがイメージされるでしょうか。長い時間をかけ、試行錯誤を繰り返しながら、よりよい関係づくり、新たな地域スポーツの体制づくりをしなければならないと思われます。

靖弘理事長インタビュー写真2理事長ご自身、陸上競技の長距離選手として活躍され、現在も数多くの選手の指導に直接関わられていますが、スポーツに携わる者として大切にしていることとはどんなことでしょう?
 私は常々、練習に取り組む、又は試合に臨む選手に対して「自分を信じること」「あきらめないこと」「成長し続けること」そして「楽しむこと」を伝えようと努力しています。選手と共に、指導者としても日々成長したいと考えています。そして何よりスポーツはどんな局面であっても「楽しむこと」を忘れては最大限のパフォーマンスを発揮できないとも考えています。選手の頑張りを認め、励まし、成長を見守る基本的な姿勢は、今後指導者としても続けていきたいと思います。

佐藤理事長にとってスポーツの魅力とは何でしょう?靖弘理事長インタビュー写真3
 やはり、みんなに感動や刺激を与えるところです。そういったことで「活力剤」となり、元気ややる気に繋がり、スポーツに限らず生活全体に潤いを与えてくれます。「スポーツの力」と一言で言いますが、その力は多種多様で計り知れないものではないでしょうか。

佐藤理事長、ありがとうございました。

 

 

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