令和元年11月9日(土)~10日(日)に、福島県青少年会館において、令和元年度(公財)福島県体育協会認定アスレティックトレーナースキルアップ講習会を開催しました。この講習会は、H27年度から隔年で開催しており、今年で3回目の実施となります。競技者の健康管理、傷害予防、スポーツ外傷・障害の基礎知識、アスレテイックリハビリテーション及びトレーニング、コンディショニング等を担当する県体協認定アスレティックトレーナーのスキルの向上を図ることを目的としており、今年は11名の県体協認定アスレティックトレーナーが参加しました。講義の内容と講師は以下の通りです。
【11月9日】
①[スポーツテーピング] 鬼澤 武則先生(県体協スポーツ医・科学委員)
②[アンチ・ドーピング] 佐藤 善嗣先生(県薬剤師会スポーツファーマシスト)
③[用具を使用したトレーニング] 二瓶 敦志先生(県体協スポーツ医・科学委員)
【11月10日】
④[けがの応急処置] 會澤 寿先生(日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー)
⑤[スポーツと栄養] 佐久間 茜先生(日本スポーツ協会公認スポーツ栄養士)
⑥[コンディショニング・ストレッチ] 関根 智美先生(県体協認定アスレティックトレーナー)
「スポーツテーピング」では、実習が行われ、鬼澤先生のテーピングを巻く技術を間近で見て、実際に指導を受けながら実習に取り組んだことは、貴重な体験となりました。また、「コンディショニング・ストレッチ」では、2020東京オリンピック出場が内定しているカヌー競技の宮田悠祐氏とのライブ中継を行い、実際にコンディショニングの仕方やアスレティックトレーナーに求めることなどトップアスリートの生の声を聞きながら、具体的な知識を深めることができました。そのほか、様々な角度から専門的な講義や実習が行われ、受講者は熱心に講義を受けたり、実技に取り組んだりしました。講習会時終了後には、「今日は、みなさんと一緒に学習できて有意義な講習会となりました。たくさんの資料もいただきありがとうございました。」と話す受講者もおり、充実した2日間となりました。
今回参加された県体協認定アスレティックトレーナーの皆様には、それぞれの現場での活躍と日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの資格取得に向け、さらにスキルアップされることを期待しています。