第2回『これだけはスポーツ選手に知っておいてほしい栄養素のおはなし』
一般の人と違い、スポーツ選手の食事は特別な食品や料理を食べなければいけないと思っていませんか?
そのようなことはありません。
しかし、日常の活動に加え、トレーニング分のエネルギー量と栄養素を食事からとらなければならず、一般の人よりも、量を多く摂取する必要があります。
そのため、欠食せずに3食食べること、質や量、タイミングを考え食べることが重要になってきます。
今回は、スポーツ選手であればこれだけは覚えておいてほしい栄養素とその働き、含有量の多い食品が何かについてお伝えします。私達の体は、エネルギーとなる栄養素として炭水化物(糖質)や脂質、筋肉や血液になるたんぱく質、体の調子を整えるビタミンやミネラルなどの栄養素から成り立っています(図2参照)

また、車に例えるとよくわかります(図3参照)。車を購入してもガソリンがなければ走りません。
つまり、即効性のあるガソリンは炭水化物、車のボディはたんぱく質、エンジンオイルはビタミンやミネラルです。ビタミンやミネラルというと、果物や野菜を想像しがちですが、実は豚肉にはビタミンB2、鮭にはビタミンD、牛乳や乳製品にはカルシウムが多く含まれています。
つまり、様々な栄養素をとるためには、単一食品からの摂取ではなく、いろいろな食品を数多くとることが重要です。
次回(10月号)は簡単にバランスが整う食べ方についてお伝えします!!
今日の主菜

グリルで簡単・炭水化物も一緒にとれる『鶏肉のポテトチーズ焼き』
材料(1人分)
- 鶏もも肉(100g)
- オリーブ油(小さじ1)
- 塩・粉末コンソメ(ふたつまみ)→こしょうはお好みで
- じゃがいも(1/2ケ)、塩(ひとつまみ)、牛乳(小さじ1)
- バター(1g)、とろけるチーズ(1/2枚または10g)
- 付け合わせ:ほうれん草とトウモロコシのサラダ、トマト
作り方&ワンポイント
※じゃがいもは炭水化物やビタミンCが豊富のため、ごはんが進まない時はおすすめ!!
- 鶏もも肉にオリーブ油を塗り、塩・粉末コンソメをふる(こしょうは子どもの年齢に応じて調整)
- じゃがいもはゆでる、または電子レンジで温め、つぶし、塩、牛乳、バターで味を整える
- アルミホイルに①の鶏もも肉をのせ、グリルの中火で約10分焼く。つぶしたじゃがいもを上にのせ、
とろけるチーズをかけて、さらに5分焼く。焦げ目がついたら出来上がり!!
【減量が必要な競技に】
鶏もも肉を胸肉に変更し、オリーブ油を塗らずにグリルで焼くとエネルギー量を減らすことができます
【こんなアレンジ】
じゃがいもをつぶすのが面倒な時は、既製品のポテトサラダで代用しても美味しいです
自己紹介
氏名
酒井有理子(さかい ゆりこ)
勤務先(地域)
公立藤田総合病院勤務(県北地区)
趣味
旅行(大学時代はユースホステル部に所属)、旅行雑誌を見ること
メッセージ
作ること、食べることが大好きで管理栄養士になりました。
福島県のスポーツ選手のパフォーマンス向上だけでなく、心も体も健康になるよう、
食の面からお手伝いができれば嬉しいです。










