『見やすい分かりやすいクラブの情報の伝え方』
日時:平成30年11月1日(木) 14:00~16:00
場所:二本松文化センター
出席者数:15名
講師:渡辺 浩子 氏(有限会社デザイニングマーブル代表取締役)
【研修の概要】
県北地区第2回目の研修会が15名のクラブ関係者が出席し、二本松文化センターで開催されました。今回の研修会は、「見やすい分かりやすいクラブの情報の伝え方」について、渡辺浩子氏を講師としてお招きしました。
お互いの自己紹介の後、NGポイントについて確認しました。デザインにはやってはいけないルールとやらなければならないルールがあり、「どんな人に」「何を」「なぜ」「どこで何で」の観点を整理して紙に書くことが大切であるそうです。「フォント編」「レイアウト編」「写真編」「カラー編」とそれぞれの分野に分けてポイントを教えていただきました。その後、各クラブのチラシや広報誌の良さや改善点を丁寧に解説いただき、工夫するとさらに見やすく分かりやすくなると実際に改善したチラシの例を示しても頂きました。「取捨選択の鬼になる」「次に大胆にメリハリを」「引き算の美学を忘れずに」とまとめられていました。
チラシや広報誌を作ろうとすると、どうしても文字を加工したり色を多く使ったりといわゆる「派手な仕上がり」で「まとまらないもの」を作りがちです。しかしシンプルに統一感をもった仕上がりを意識することが大切であり、必要以上の苦労もしないと実感することができました。各クラブのチラシや広報誌などにすぐに活用できる、大変充実した研修会となりました。

講師の渡辺浩子氏

研修会の様子

ビフォーアフター例