エリアネットワーク事業研修会【県南地区】

『労務管理セミナー』~働きがいある職場づくりのために~

日時:令和21月27日(月曜日) 13時30分~15時30分
場所:表郷公民館
受講者数:23名
講師:中島 真由美 氏(社会保険労務士 中島真由美事務所代表)

研修の概要

県南地区の研修会を、表郷公民館で開催し、23名のクラブ関係者が出席しました。今回の研修会は、社会保険労務士の中島真由美氏を講師にお招きし、「労務管理セミナー~働きがいある職場づくりのために~」というテーマで研修を行いました。社会保険労務士とは、なかなか聞き慣れない職業ですが、会社で働く人がよりよい環境で仕事をできるようにアドバイスをする仕事です。そのため、社会を構成する人々に関わりがある「働くことを考える」仕事です。

研修内容は、始めに「なぜ、労務管理が大切なのか。」を教えていただきました。それは、生き生きとやりがいを感じて働く人の生み出すサービスは、サービスを受け取る人を感動させ、感動した顧客はリピーターになるという、企業の発展と継続の源泉となるためだそうです。これは、企業だけの話ではなく、総合型クラブのスタッフの心構えと同じことだと思いました。働いているスタッフが、やりがいを感じ、安心して生き生きと働いていれば、良いサービスや事業はどんどん生まれてくるでしょう。

次に、働き方改革関連法について説明してもらいました。ここでは、年次有給休暇の5日取得義務の話や労働時間の状況把握義務化、時間外労働の上限規制について、現行との違いも合わせて分かりやすく教えていただきました。参加者からは、次々と質問が出され、関心の高さが伺えました。

最後に、「なぜ働き方改革なのか?」というところから、社会人の健康はもちろんですが、プライベート時間の増加、まさにここに総合型スポーツクラブの参入チャンスがあることを示唆してくださいました。全企業で全員に年5日有休を取らせるということは、休みの日を過ごす機会が確実に増えます。ここに、総合型地域スポーツクラブができることがあるのではないでしょうか。

今回の研修会を通して、新たな総合型スポーツクラブの参入のヒントを教えていただいただけでなく、労務管理について知ることで、行政等に対して交渉材料になる切り口までアドバイスいただいた研修会となりました。

研修会の様子

講師の中島真由美氏

講師の中島真由美氏

研修会の様子

研修会の様子

福島県文化スポーツ局スポーツ課からのお知らせ
賛助会員募集のバナー
各種届出申請書ダウンロードのバナー
アンチ・ドーピング宣言のバナー
リンクについて