第2回企画運営委員会
開催場所
福島市男女共同参画センター ウィズもとまち
開催日時
令和2年11月20日(金曜日)13時30分
出席者数
24名(企画運営委員15名 事務局9名)
内容
- 開会
- あいさつ
ふくしま広域スポーツセンター長 尾形 幸男
- 自己紹介
- 議長選出
委員長 鈴木 浩一
- 報告事項
(1)令和2年度ふくしま広域スポーツセンター事業の進捗状況について
- 協議事項
(1)令和3年度ふくしま広域スポーツセンター・福島県総合型スポーツクラブ連絡協議会事業(案)について
(2)通年テーマについて
- その他
第3回企画運営委員会について - 閉会
会議の概要
本年度第2回目の企画運営委員会を開催し、15名の委員が出席しました。センター長のあいさつ、委員の自己紹介の後、鈴木議長により議事が進められました。
報告事項では事務局より、事業の進捗状況から3項目について説明がありました。その後、福島県総合型スポーツクラブ連絡協議会理事長より今年度の事業について説明がありました。その中で、現在も活動を再開していないクラブの理由について質問があり①事務局員の高齢化②ボランティア運営での負担増加③世代交代の難航などが理由であると回答がありました。
協議では、事務局から令和3年度の事業計画について説明があり、委員より御質問や情報提供など以下の御意見をいただくことができました。
- 学校部活動が地域へ移行することについてスポーツ庁に動きがあるが、総合型地域スポーツクラブにおける部活動に対する役割についてはまだ方向性を示せない状況にある。これから部活動を担う組織としてどのように関わっていけるか今後話し合っていきたい。
- 中学校の部活動指導員を配置するにあたっては、その該当市町村が地域移行への委員会を設置することが条件となっている。将来を見通して総合型地域スポーツクラブとうまく結びついてけないかと考えている。
- 中学校部活動の今後を見通すと、スポーツ推進委員と総合型地域スポーツクラブなどが土日の部活動指導員として位置づけると、現在抱えている諸課題に対しての一つの方向性として見えてくるのではないか。
通年テーマの協議では、コロナ禍でのクラブ活動支援に関わる、各分野での最新情報や、今後の見通し、コロナ禍対策に対する考えについてそれぞれの立場から御意見を伺いました。その一部を以下に紹介します。
- 関係機関からのガイドラインの徹底をし開催を考えていきたい。日本中体連でも部活動と地域の連携について話し合われている。数年後には部活動と地域の連携が全国展開されるので、県中体連でもこの問題については方向を探っている。
- 部活動と総合型地域スポーツクラブの連携については、責任問題など、これから市町村を含めた関係機関と協議を進めなくてはならない。
- 総合型地域スポーツクラブ間の情報交換を始め、事業や会員間のやりとりなどICT機器を用いることで活性化に繋がるのではないかと考えられる。
- 部活動の連携については、学校の教育活動であることを大切にしながら、連携という形に結びつけていけると良いと思う。
- 総合型地域スポーツクラブが重要だと言われているが、その活動を補償できるのかが心配である。我々は総合型地域スポーツクラブをどう支援できるか考えなければならない。
- 今後も十分な対策を講じ、withコロナという観点で、正しく恐れながら、しかし、前進していくという立場を多くの皆さんに理解していただきたい。
- 心のダメージを受けた方が、今後どうなるのかが心配である。人との関わりを持てなくなり、閉じこもりや、引きこもりとなってしまう。総合型地域スポーツクラブの持つ、地域コミュニティーへの活動の広がりで、高齢者の孤立防止に繋がる活動をしていただきたい。
- ランニングアプリ活用によってマラソン大会やウォーキング大会を今回実施する。初めての試みとなるが、この大会での反省を活かし今後のスポーツ事業へも臨みたい。
- これからの高体連の課題として、少子化の影響によって個人競技の選手の減少が見られ、郡部を中心に団体競技ではチーム編成が難しくなっている。また、公立高校と私立高校のスポーツ環境の格差も問題となっている。
最後に、第3回の企画運営委員会は令和3年2月26日(金)に予定していることが告げられ閉会となりました。
会議の様子
新型コロナ感染症防止対策を講じ開催しました。